ジャッジになるには

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君はジャッジになりたいってわけか・・・

ジャッジとは?

ジャッジとは、マジックのコミュニティの重要なパズルピースです。プレイヤーやトーナメント主催者、スコアキーパーと同様に、ジャッジもコミュニティ形成の重要な役割を演じています。ジャッジの役割も能力もイベントで発揮されるものです。しかし、役割に関わらず我々は共通する責任があります。

ジャッジはゲームの中立な仲裁者です。ジャッジは、イベントのすべての参加者にとってゲームが公平で、フレンドリーで、かつ楽しいものとなることを保証します。ジャッジはルールの議論を解決し、間違いに違反を与え、故意の誤りやトーナメントの完全性を損ねる行為には失格を出します。 ジャッジはイベントに最高の顧客サービスを提供する力があります。店舗レベルで活動するジャッジが店舗のテーブルで提供できるサービスはたくさんあります。ジャッジはその店舗で行われるすべてのイベントが正しいルールで、かつ全プレイヤーに公平に運営されることを保証します。プレイヤーにルールを教えたり、助言をしたり、コミュニティを築くこともします。

ジャッジはより大規模で競技的なイベントにも無数の利点と顧客サービスを提供することができます。大規模イベントのジャッジはトーナメントがスムーズに、効率的に、そして公平に運営されることを保証します。ジャッジは呼び出しに応え、間違いを修正し、イベントの完全性を保証します。ジャッジはイベント開始時の準備を助け、プロフェッショナルにふさわしい外観を保ち、そしてイベント終了時には撤収を助けます。

イベントの時でなくとも、ジャッジはコミュニティの代表です。 ジャッジは店舗でプレイヤーを助け、店主に助言を行い、またジャッジ志願者の教育も行います。ジャッジはこのゲームがプレイヤーにとってすばらしい経験になるように支えるのです!


テストに備えよう

 ジャッジのレベルを取ることは大変で時間がかかることに聞こえるかも知れません。試験そのものは最終確認のようなもので、以下のような行程が想定されています。


その1. イベントで働く

 まずジャッジとしてイベントに参加しましょう。普通のイベントでジャッジを務めるのにレベルは必要ありません。主催者に、協力したいと申し出て下さい。そうしてジャッジとしての経験を積み、イベントの運営について学びましょう。ここで、ウィザーズイベントレポーターの基本的な処理を覚え、少人数のイベントを快適に回せるようにできることが望ましいです。

その2. 他のジャッジに連絡する

 他のジャッジや候補生と連絡しましょう。直接でも、インターネット経由でも構いません。ジャッジや候補生3人以上と知り合いになり、その中の1人、できればレベル2以上のジャッジと親密になってジャッジへの準備を導いてもらいましょう。他のジャッジに心当たりがなければ、イベント主催者に聞いたり、ジャッジ・センターで自分の地域のジャッジを探したり、あるいは地域コーディネーターに連絡したりしてみましょう。そして、彼らとルールや状況や手順その他について議論を重ね、できれば友人になりましょう。また、地元のオンライン・コミュニティにも参加しましょう。各国のコミュニティについては、このウィキにもリストが掲載されています。

その3. ルールを学ぶ

 ルールを学びましょう。まずは基本ルールブックから始めて、その次に学ぶのは総合ルールと一般REL用ジャッジ法、イベント規定です(これら全てはここで参照できます)。マジックのルールを学ぶことは想像より難しいものです。なぜなら、カードの働きだけでなく、それがなぜ起こるのかというルールを学ばなければ、自分のよく知らないカードや状況においてその知識を当てはめることができないからです。ルールを学ぶための手がかりになるテクニックをいくつかご紹介します。

  • ルールの最重要部分
    • ゲームの全般的なコンセプト(点数で見たマナ・コストなど)
    • ターンの構造(フェイズ、ステップ)
    • 戦闘フェイズ
    • 呪文を唱えること、能力を起動すること
    • 誘発型能力の扱い
    • 状況起因処理
    • クリーチャーのパワーやタフネスの計算
    • スタンダードのキーワード能力とキーワード処理
  • Judge Classesの10項目
  • イベントで受けた質問を集め、ルールブックを使って答えを説明する(対応するルールを探す)
  • ネット上にあるルールに関する質問を探し、それに答え、ルールブックを使って説明する。ルールは変わることがあるので、そのサイトにある答えが最新のものであるかどうかには注意してください。古いものであれば、今のルールでどうなるのかを考えてみましょう。
  • 総合ルールだけでなく、ポリシー(イベント規定)や違反措置指針、一般REL用ジャッジ法に関する理解を深める。ジャッジ志望者の多くはこれらの文書について勉強が不足しています。これらもレベル1試験の範囲です。違反措置指針はレベル1試験には出題されませんから、総合ルール、イベント規定、一般REL用ジャッジ法の3つをチェックすることに集中して下さい。語法や重要なルールを覚えるためのメモを作ってみたり、継続的効果の適用順やターン内のステップ、フェイズの順番などを覚え書きにするのもいいでしょう。さらに、ルールのその部分に関する自分なりの理解を文章にしてみるのもお勧めします。自分にあった方法で学びましょう。
  • ジャッジ・センター(http://judge.wizards.com/ )の練習問題は良い勉強になります。あまり早いうちに大量にやっても、ただ準備されている問題を使い尽くしてしまうだけで意味はありません。練習問題を活かすためにも、その前にルールを読み、メモを取り、ジャッジ経験を積むことが大切です。
  • ジャッジ・センターのルール・アドバイザー試験に合格しましょう。そうすれば、レベル1試験に合格できる可能性が飛躍的に高まります。
  • カルロス・ホー/Carlos Hoが書いた、試験に向けての勉強に関する記事(http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=judge/article/20090817a )が役に立つことでしょう。
  • ルールの翻訳は、http://DCIRules.org/ で公開されています。

その4. 指導者とともに働く

 できればレベル2以上の、経験を積んだジャッジとともにイベントで働きましょう。ルールやポリシーについて質問し、また、問題を出してもらって下さい。彼らはレベル1ジャッジとして望まれる役割を果たせるようになるために必要な準備を手伝ってくれることでしょう。ある状況でどんな違反が起こっているのか考えてみて下さい。違反が何であるか判断できれば、状況に相応しい懲罰が自動的に定まります。繰り返しになりますが、指導者に色々と質問し、彼らの言葉に耳を傾けましょう。指導者は受験者が立派なジャッジになることを望んでいます!

その5. 試験官を探し、試験を受ける

 レベル1試験を実施してくれる人(レベル2以上のジャッジ)を探しましょう。試験の中には、試験官と2つのイベントで働くこと、事前インタビュー、筆記試験、そしてもう一度それを踏まえてのインタビューが含まれます。受験に際してのヒント集を、ダミアン・ヒラー/Damian Hillerがまとめています。この手順以外にも、例えばグランプリのようなイベントで直接レベル1試験を受けるジャッジ候補生もいます。

その6. 楽しむ

 ジャッジとしての新しい立場を楽しみ、できるかぎり多くのイベントでジャッジしましょう。以前は英語のメーリングリストがありましたが、今は事実上失われています。代わりにJudge Apps(http://apps.magicjudges.org/ )に登録し、フォーラムを参照しましょう。地元のマジック・コミュニティを育てましょう。また、可能なら、地元のPTQやGPにジャッジとして参加してみましょう。合格おめでとう、これからはあなたもDCIジャッジ・コミュニティの一員です!

参考資料