ジャッジレベルについて(旧)

提供: Judge Wiki (日本語)
移動: 案内検索

以下の要件は、認定ジャッジプログラムのために用意されたものです。新たなレベルの認定を受けたいと思うジャッジは、この要件がそのレベルのために必要な経験の量と能力についてのガイドラインであると考えてください。各レベルについて、認定プログラムにおける役割だけでなく、認定のためのガイドラインとレベル維持のための要件を説明します。

レベルの維持要件を満たせなくなったジャッジについては、直近の活動内容に応じたレベルまで引き下げられるか、又は失効することもあります。失効したジャッジは、その失効した時点でのレベル又はそれより低いレベルについて再認定を受けることが可能です。希望する場合はDCIに申請した上で、新たな面接や試験、活動の査定を受ける必要があります。

もし疑問がある場合、牧野充典makino@icacup.com(日本語)かAndy.Heckt@wizards.com(英語)まで連絡してください。

注意点:この文書は http://www.wizards.com/Magic/TCG/Events.aspx?x=judge/resources/info で確認可能な「公式」文書から若干変更された版を日本語訳したものです。

正確な公式情報が必要な場合は、上記URLから英語の原文を参照するようお願い致します。


レベル1 - 地元ジャッジ(Local Judge)

レベル1ジャッジとは、地元で行われる大会を監督するジャッジであり、一般RELの大会を運営し、また競技RELの大会のフロアジャッジを務めます。マジックのルールやDCIトーナメントのルール、構造、フォーマットについての知識を持ち、また店舗で開催可能な大会に対応することが可能です。

地元のジャッジは各小売店への「使者」であって、店舗と協同し(時には店舗のために)働きます。店舗は頻繁に地元のジャッジに対し、大会の計画や運営・報告についての助力を願うことでしょう。多くの店舗の経営者は地元のジャッジを雇い、又は自身が認定ジャッジになろうとします。

認定基準

  • 直近6ヶ月間で2回以上認定イベントのジャッジとして活動している
  • レベル2以上のジャッジの短い面接を受け、そのジャッジからの推薦文をもらう
  • レベル1認定試験で合格点を取る
  • DCI認定トーナメントにプレイヤーとして参加したことがあり、その構造について知っている

以下については、レベル1受験者の必須要件ではありません。レベル1になる時点で知らなければならないことではなく、その後に学んでいくべきことです。

  • ルール適用度が競技の大会でのジャッジ経験
  • マジック違反処置指針の知識
  • ルール・アドバイザーや他の練習問題の合格
  • ジャッジセンターでレビューを書いていること

維持要件

  • 直近6ヶ月間で最低1回ジャッジとして活動すること
  • 上記の認定基準を維持すること

再試験期間:試験に失敗した受験者は、2ヶ月後になれば再び試験を受けることが可能です。

参考: レベル1ジャッジの認定プロセス - Fabian Peckが試験官・指導者向けに書いた要点書(英語原文:Level 1 Judge Testing Process)


レベル2 - 地区のジャッジ(Area Judge)

L2は地区のジャッジであり、単一の店舗にとどまらない活躍が期待されています。L2はイベントをより高い水準で運営しようとし、遠征への意欲を見せ、他のジャッジを教育し指導することが望まれています。L2にとっては複数の場所でイベントを運営しコミュニティを向上させることは特別なことではありません。

L2は競技RELにおけるポリシーとその適用に関する知識が必須であり、各種予選大会での十分なジャッジ経験が必要です。L2はL1の認定試験が実施可能です。 ジャッジ・プログラムにおいて、L2として活躍することは、多くのジャッジにとっての目標とされる水準です。それ以上のレベルには、(あまり現実的ではない)時間がかかる貢献が必要です。

L2に期待されること

  • マジックのルールや競技RELのポリシーについて、常に最新の知識を持っている。
  • 競技RELイベントでの活動(ペアリング、デッキチェック、DQ、レビューなど)についての知識を持っており、教えることが出来る。
  • プレイヤー、ジャッジ、主催者などとの交渉能力を示す。
  • ジャッジを指導し認定する意欲を見せる。
  • 日本リージョンの活動に参加する。 (例:Appsフォーラムでの建設的な発言、各Projectの活動、MLへの投稿)

L2試験受験基準

L2試験の出願をするためには、直近15ヶ月以内に以下の項目を満たしていなければなりません。

  • L2以上のジャッジから、簡単な推薦レビューを書いてもらう。
  • 2つ以上の主催者または店舗との協力関係を示す。
  • 建設的なレビューを3つ以上書き、ジャッジセンターに投稿する。(セルフレビューを除く)
  • ジャッジとして登録されたイベントが6つ以上ある。
  • 3回以上、他の認定ジャッジとともに、“ハイレベルな”イベント(PPTQ、PTQ、、WMCQ、GP、地域の大イベント)でジャッジをする。地域の大イベントとは、いずれのイベントを指すかはRCの裁量とする。
  • 他の認定ジャッジとともにジャッジをしたイベントのトーナメントレポートを書く。
  • L2 Practice試験で70%以上を取る

認定基準

  • “L2” 試験で80%以上の点を取り、合格する。
  • 進んで他のジャッジの指導、教育を行う。
  • 他のプレイヤー、ジャッジ、主催者との話し合いし、仲裁を行える能力を示す。
  • 地域のジャッジ・コミュニティや地域内での話し合いに参加する。(フォーラム、メーリングリスト、etc)
  • 下記についてのノウハウを知っている。
    • デッキ・チェックのやりかた。
    • 認定レビューのやりかた。
    • DQレポートのやりかた。

維持要件 以下の項目を満たすことを要する。期間は各年の1月1日から12月31日の間で判定する。 また180日間に1度もジャッジをしない場合はL2を失効する。

  • 2つ以上の主催者および店舗との間で、ジャッジとして仕事ができる関係にあることを示す。(方法は別途定める。)
  • 2件以上、他のジャッジのレビューを書き、ジャッジセンターへ入力する。
  • 2回以上、他の認定ジャッジとともに“ハイレベルな”イベント(PPTQ、PTQ、、WMCQ、GP、地域の大イベント)でジャッジをする。地域の大イベントとは、いずれのイベントを指すかはRCの裁量とする。
  • 1つ以上の他の認定ジャッジとともに行ったイベントのトーナメントレポートもしくはジャッジアーティクルを書いて、RCへ提出する。


再試験期間

2015年1月時点で未定です。
暫定的に再定義前の再試験期間のとおり2か月間とします。
試験官によって再試験期間が別途定められる場合があります。

2014年レベル2ジャッジの再定義

現在のL2ジャッジは、新認定基準を全て満たしているということを、 所属する地域のRCに提出する必要があります。
2014年中に、基準を満たしていることをL2活動確認フォームを用いてRCに提出してください。
そうでなければ、2015年1月をもって、L1に再設定されます。
新基準のうち、既に達成している項目については、達成していることを 確認するための情報をRCに提出してください。
(例えば「L2試験に合格する」という項目については、 試験のIDとスコアをRCに提出してください。)

2014年レベル2ジャッジの再定義に関する履歴

2014年8月1日 レベル2ジャッジ再定義
2014年9月9日 レベル2ジャッジ再定義の再調整
2015年1月21日 レベル2ジャッジの維持条件の変更


レベル3 - 地域担当ジャッジ(Regional Judge)

レベル3ジャッジはその地域でのプレミアトーナメントとジャッジコミュニティのリーダーです。彼らは広範な地方、州、国を管轄します。地域のリーダーだと認められ、コミュニティから尊敬される存在です。レベル1やレベル2ジャッジを、よりよいジャッジになれるように指導します。地域担当ジャッジはそのコミュニティやメーリングリスト、Web掲示板等で存在感を発揮することが期待されます。また、ジャッジレビューを管理し、大きなイベントでのチームリーダーを努め、更に認定ジャッジプログラムに関するフィードバックを提供することが求められます。

地域担当ジャッジは、以下の分野において強みを発揮することを求められます:

  • ルール・ポリシーに関する知識
  • リーダーシップ、存在感、カリスマ性
  • 指導力
  • チームワーク、交渉力
  • 罰則とポリシーに関する哲学
  • コミュニケーション能力
  • 心構えと成熟度
  • 自己評価能力
  • 他のジャッジの査定
  • 認定ジャッジプログラムの構築と哲学
  • ストレスや衝突への対処
  • 失格裁定に関する調査

認定と再試験期間

レベル3の認定基準の詳細や、その手順についてはレベル3認定手順書(The Level Three Advancement Process:英語)にて確認してください。

維持要件

地域担当ジャッジは定期的にレベル4以上のジャッジ及びジャッジ・マネージャーの査定を受ける必要があります。ジャッジ活動の水準が不足したり、地域での主導的役割が果たせなくなった地域担当ジャッジは降格されます。


レベル4 - 国際ジャッジ(International Judge)

レベル4ジャッジは国際的なジャッジであり、その能力や経験、DCIと組織イベントに対する献身を示し、維持しているジャッジです。彼らはグランプリや200人以上の規模の大会のヘッドジャッジを努め、またジャッジスタッフの組織・管理を行います。彼らはその優れた交渉力をプレイヤーやジャッジ、DCIとの(自分の地域および世界全体での)関わりで示し、また自身の国や地域における地域担当ジャッジ達のリーダーでもあります。

レベル4ジャッジは彼らのコミュニティを率い、地域内のジャッジを査定・指導するためにDCIオフィスと連携して働きます。DCIオフィスは彼らとポリシーやプログラムに従い連携して働き、また新たなプログラムのためのフィードバックを求めます。彼らには、しばしば記事やレポート、レビューを始めとする、ジャッジプログラムを進展させるための文書を書くことが期待されます。また、色々な地域のジャッジ集団を更に向上させるために率いるよう頼まれるかもしれません。レベル4ジャッジはグランプリのヘッドジャッジとして呼ばれ、またプロツアーに最低1回参加し、またしばしばメーリングリストの管理者やNetRep(ネット管理者)でもあります。

レベル4の認定のための面接は、プロイベントにおける実地トレーニング形式のものと、またその他の場所での綿密な面接との組み合わせになります。グランプリや主要な国レベルの大会でのヘッドジャッジを行うことができるだけの能力を示したジャッジだけが、このような面接を受けることができます。

認定基準

  • グランプリや主要国の国別選手権のヘッドジャッジを行う能力を示すこと
  • レベル5以上のジャッジ1人以上からの推薦文を受けること
  • 中規模のジャッジチームを管理する能力があること
  • DCIに対し献身的であり、可用性があること。ハズブロー社と競合する他社の被雇用者や主契約者は、このレベルにおいて利害対立を生む可能性がある。
  • 言語や旅行等の面において国際的に活動することが可能で、かつ主要なイベントには実際に遠征できること。
  • より高度なコミュニケーション能力:DCIとプレイヤーコミュニティ両者の代弁者になること、また地域・世界のDCIマネージャーと連携して働くことが必要である。レベル3認定の面接を行う能力を示さなければならない。
  • ジャッジマネージャーとの面接で、成熟性、より高度なコミュニケーション能力と交渉力、厳しい職業倫理、そしてジャッジ認定の手順とポリシー、DCIのポリシーに対する専門的な理解を示すこと
  • DCI Reporterの使用法に精通していること

維持要件

  • 毎年現行のガイドライン(current guidelines)に従い資格の書き換えを行うこと
  • 直近1年間で4回以上ヘッドジャッジをしていること。そのうち最低1回はルール適用度がプロの大会でなければならない。
  • 専門的な知識が維持されていることを保証するための試験を定期的に受けること。
  • 上記の認定基準を維持すること(推薦文は必要ない)

レベル5 - 専門職ジャッジ(Professional Judge)

レベル5ジャッジは専門職であり、その能力や経験、DCI組織化イベントに対する献身を示し、維持しているジャッジです。彼らはプロツアーのヘッドジャッジを努め、ジャッジスタッフの組織・管理を行い、更にジャッジプログラムを向上させることが可能です。彼らはその優れた交渉力をプレイヤーやジャッジ、DCI(地域担当及び世界全体の)との関わりで示し、また世界のジャッジ達のリーダーでもあります。

レベル5ジャッジは世界のジャッジコミュニティを主導し、またDCIオフィスと連携して彼らをジャッジプログラムに組み込み、その資源とします。DCIオフィスは彼らとポリシーやプログラムに従い連携して働き、また新たなプログラムのためのフィードバックを求めます。彼らには、しばしば記事やレポート、レビューを始めとする、ジャッジプログラムを進展させるための文書を書くことが期待されます。レベル5ジャッジは世界選手権やプロツアーのヘッドジャッジとして呼ばれ、またDCIのアドバイザーとして振る舞います。

レベル5の認定のための面接は、プロイベントにおける実地トレーニング形式のものと、またその他の場所での綿密な面接との組み合わせになります。プロツアーでのヘッドジャッジを行うことができるだけの能力を示したジャッジだけが、このような面接を受けることができます。

認定基準

  • プロツアーのヘッドジャッジを行う技量を示すこと
  • レベル5ジャッジ一人からの推薦文を受けること
  • いかなる規模でもジャッジチームを管理する能力があること
  • DCIに対し献身的であり、可用性があること。ハズブロー社と競合する他社の被雇用者や主契約者は、このレベルにおいて利害対立を生む可能性がある。
  • 言語や旅行等の面において国際的に活動することが可能で、かつ主要なイベントには実際に遠征できること。
  • より高度なコミュニケーション能力:DCIを代表しプレイヤーコミュニティと接し、また世界のDCIマネージャーと連携して働くこと。
  • ジャッジマネージャーとの面接で、成熟性、より高度なコミュニケーション能力と交渉力、厳しい職業倫理、そしてジャッジ認定の手順とポリシー、DCIのポリシーに対する専門的な理解を示すこと
  • DCI Reporterの使用法に精通していること

維持要件

  • 毎年現行のガイドライン(current guidelines)に従い資格の書き換えを行うこと
  • 直近1年間で最低1回、プロRELの大会でジャッジをしていること。
  • 専門的な知識が維持されていることを保証するための試験を定期的に受けること
  • 上記の認定基準を維持すること(推薦文は必要ない)

レベルE - 名誉ジャッジ(Judge Emeritus)

2008年にメンフィスで行われた世界選手権において、DCIは公式に新たな地位として"Emeritus(名誉職)"を設定しました。名誉ジャッジはかつて世界の認定ジャッジプログラムにおいて文句なしのリーダーでありながら、ジャッジ活動の一線から身を引いた人達です。彼らはまさにDCIの伝統を生み出してきた人々であり、何か特別な義務を負うものではありませんが、この新しい地位は彼らのノウハウや叡智を前進させ続けて欲しいというDCIの願いを反映するものです。

この名誉ある地位は長い奉仕ののちに、熟慮の末授与されるものです。DCIという組織は、ゲーム産業界におけるリーダー・先駆者として豊かな歴史を持っています。その歴史とは、一つの大会、一人のジャッジ、そしてある一瞬での裁定の積み重ねによって生み出されているものなのです。

詳細については、公式の発表( http://www.wizards.com/magic/magazine/article.aspx?x=mtg/daily/eventcoverage/worlds08/emeritus :英語)をご覧ください。

認定基準

  • 長期間に渡る、認定ジャッジプログラムに対する濃厚な関与

維持要件

  • なし


(原典:DCI Family Wiki(2011/09/22時点)、翻訳:川添啓一)