新しいレベル2ジャッジの方へ

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ジャッジプログラムは組織化プレイの要請に従い進化する時に差し掛かっています。 我々はジャッジの皆さんが主催者やプレイヤー、そして他のジャッジにとって大きな助けとなれるようになることを望んでいます。 2011年、全てのジャッジレベルの要件が再定義されました。そして2012年は、それらの変更が完全に施行され、組織化プレイとジャッジプログラムにとって新しい時代へと歩みを進める年となるでしょう。

もしあなたが最近レベル2に昇格したか、またはレベル2に要求される能力と成長についての理解を深めたいかであれば、このページから有益な情報を得られるでしょう。

はじめに

2011年のレベル2再定義は、受験者が試験までに得ておくべき共通の要件を定めることに焦点を当てています。 それぞれの要件は、レベル2ジャッジに必要な種々の能力と、事情の異なる世界各地でジャッジプログラムが必要としていることの両者をバランスよく反映したものとなっています。 要件のうちいくつかは面接を受ける前に達成されている必要があり(つまり受験資格です)、他の幾つかは試験中かその直前に試験監督者によって判断されます(つまり試験科目です)。 詳細な受験資格や試験科目については、こちらにまとめられているとおり、次のようになっています。

  • 競技RELでのジャッジ:あなたは競技RELのイベントでジャッジをする能力、そして他のジャッジと一緒に働く能力を持たなければなりません。 受験資格の一つに、「最低1人の他のジャッジと共に競技RELでジャッジをすること」と定められています。
  • ヘッドジャッジ:あなたはヘッドジャッジとしての役割と責任(どう他のジャッジを使うか、また上告をどう扱い、正しい裁定を下せるか)について知っている必要があります。

受験資格上では、他のジャッジが1人以上いるイベントで1回以上ヘッドジャッジを務めていなければなりません。 (訳注:競技REL経験と同一のイベントで満たすことが可能です)

  • レビュー:あなたはレビューの大切さと、それをジャッジセンターで入力する方法を知っていなければなりません。最低1本のレビューをジャッジセンターで書いていることが受験資格の一つです。
  • 文書の知識:あなたはCRに加え、競技RELのフロアジャッジをこなし、また新しいジャッジを指導するために必要な各ポリシー類の知識を備えていると示さなければなりません。その方法は筆記試験に合格することです。
  • デッキチェック:あなたは競技RELの大会において重要な手順である、デッキが適正かどうかをチェックする手順の知識を示す必要があります。

これは試験において、デッキチェックを実際にやってみせることになります。

  • 交渉力:あなたはジャッジプログラムに貢献し、また色々なところで行われる大会で働けるように、主催者やプレイヤー、他のジャッジとの十分な交渉力を持っていなければなりません。この要件は面接試験において、試験官が判断する要素です。
  • L1試験:あなたはジャッジプログラムが標準として定めているレベル1認定試験がどのようなものかを知っていなければなりません。面接において、「レベル1に要求されるスキルが何か」を示すことが必要です。
  • 指導:あなたは他のジャッジの能力向上を助け、また彼らによりよいジャッジになるための助言と教育を行う意思を示さなければなりません。この要件についても、試験官が面接を通じて判断することになります。
  • コミュニティ活動:あなたはイベント以外で行われている、地区のジャッジコミュニティ活動に参加し、他のジャッジと関わる意思を見せなければなりません。この要件について、地区のジャッジコミュニティに関する知識に加え、もしまだ参加していない場合は参加する意思があることを説明する必要があります。

これらの要件はレベル2が必要とする主要なスキル分野である、

  • 競技RELのイベントでのジャッジ活動(文書の知識、競技RELでのジャッジ、ヘッドジャッジ、デッキチェック、交渉力)
  • ジャッジ育成(L1試験、指導、レビュー)
  • プログラムへの貢献(コミュニティ)

を包括しています。

L2試験に合格するということは、あなたがこれらのスキルを十分に理解し、またイベントでも、それ以外でも活動する準備ができているということを意味しています。 この先よりよいジャッジになるための道は終わりのないものです。ですから、そのための挑戦を続けることに幸せを感じてください。

進化の道のり

ジャッジ活動をする最大の利点は、スキルを向上させよりよいジャッジになるための機会が常にそこにあるということです。 進歩というものはおよそ経験から得られるものですが、その上でいくつかの手引きは技能を充実させる最善の方法を得るために極めて有効でしょう。

レベル2ジャッジが注力すべき主要な3分野については既に述べました。 それでは、各分野で技能を伸ばすための方法について見てみましょう。

競技イベントでのジャッジ

競技イベントでのジャッジスキルを向上させるためには、もちろんそうしたイベントでのジャッジ経験を積む他にありません。 そうしたイベントにおいて、あなたは次のような新しい役割や手法に触れる機会を得られるでしょう。

  • チームワーク:大きなトーナメントでは、(デッキチェック、ロジスティクス、ペーパー、フロア等々の)チームごとに分業が行われており、各ジャッジはイベントの成功に対し与えられた役割で貢献することになります。

メンバー全員が互いに助け合うことができれば、チームのパフォーマンスは最大限発揮されることになります。つまりチームの一員になるということは他のメンバーを気遣い、また新しい友人と共に働くことができるということです。

  • チームリーダー:それぞれのチームは、為されなければならない仕事と配慮されなければならないメンバーの両方に対し責任を持てるジャッジを必要としています。チームリーダーはフロアにおいてヘッドジャッジの目となり、イベントの成功に大きく関与しています。仕事が着実にこなされることだけでなく、新しい技能の習得であったり、新しい人の縁の構築、そしてイベントを楽しみ過剰な疲労をさせないという複数の要素のバランスをしっかり取れるジャッジは良いチームリーダーといえるでしょう。あなたが競技イベントでの経験をより積み、また他の先輩ジャッジから色々吸収していけば、いつかチームリーダーの誘いが来ることでしょう。
  • ヘッドジャッジ:ヘッドジャッジは大会全体の責任者であり、他のジャッジの仕事を管理するために全ての技能を持ち合わせていなければなりません。プレイヤーの上告に対処し、またルールやポリシー、裁定について他のジャッジに対し説明できなければなりません。また往々にしてその仕事はトーナメント内だけでなく、スタッフ選びや必要な物品の調達の助言といった主催者との事前の打ち合わせ、またジャッジへのフィードバックやイベントの報告いったイベント後に行うべきことも含んでいます。競技イベントでのヘッドジャッジになるためには、通例先輩ジャッジから直接指導を受けることを必要とします。
  • 調査:時としてプレイヤーはイベントの完全性を損ねるような行いをするものであり、あなたはそうしたプレイヤーをイベントから取り除かなければなりません。適切な調査のためには、判断を下すための十分な情報収集と、あなたの決定をプレイヤーに伝えるためのコミュニケーションが必須です。もし失格処分を下した場合には、プレイヤーやジャッジその他関係者からの証言を集め、出場停止処分等に関わる更なる調査のための報告書にまとめ、ジャッジセンターから提出しなければなりません。
  • 懲罰:プレイヤーはマッチの結果について、もし万が一結果の入力に誤りがあっても追跡・修正できるように結果報告用紙に記入して提出しなければなりません。同様に、ジャッジはそのマッチについての情報(懲罰や延長時間、またNo show等…)を記録しなければなりません。違反についての情報は後でスコアキーパーが入力し、また延長時間については他のジャッジがそのことを知るために使われます。プレイヤーに懲罰を与える場合、違反がどの分類で、正しい懲罰と追加措置が何かを正しく判断しなければなりません。文書の知識及び交渉力はこのプロセスにおいて最も大事な要素です。
  • デッキチェック:すべての競技イベントでは、デッキとそのリストが正しく整合するかどうかチェックされなければなりません。デッキリストはカウントされた後、探しやすいような順番で並べれられます(通常はアルファベット順でしょう(訳注:我が国ではシートオール順やアルファベット順などいくつかの方法が編み出されています))。デッキチェックは通例2人のジャッジによって、プレイヤーから預かったデッキとカウント済のリストを用いて行われます。また、トーナメントに大きな遅れをもたらさないため、デッキチェックは短時間で完了しなければなりません。

ジャッジ育成

L2になって手に入れるもっとも大きな権限は新しいジャッジを認定することです。 この権限には大きな責任を伴うため、あなたは恐らくレベル1試験をしっかりと行うためにいくらかの手助けを必要とするでしょう。 また、試験というものは受験者に必要な知識と技能を得させる課程の最後の一段階にすぎないということを忘れないようにしてください。 新たなジャッジをジャッジプログラムに迎え入れるためにあなたが必要とすることは次のとおりです:

  • 候補者の発掘:あなたのマジックコミュニティには、恐らくジャッジが必要としているスキル(コミュニケーション能力や他者を助ける意欲など)や、ルール・ポリシーへの興味を示すプレイヤーや店員がいるでしょう。

そうした人たちはジャッジになるための素養を既に持っており、彼らをジャッジコミュニティに招き入れ資料を紹介したり、色々な問題に挑戦させたり、あなた自身の参加したイベントでの経験を話したり、といったことを始められるでしょう。

  • 指導:ジャッジになることに興味を持った人は、そのためのプロセスを導いてくれる誰かを探します。

あなたは彼らにルールやポリシーを学ぶためのツールを紹介し、また彼らの知識を試し、彼らの疑問を解消する手伝いをする必要があります。 彼らが小規模なイベントでジャッジとして働くことを助けることは、彼らにイベント中何をすべきか慣れさせるという点において非常に価値のあることです。 また、彼らの意欲が時として落ち込んでしまっている時でも、新たな機会を用意しておくことでその意欲を上向かせるようにする必要もあるでしょう。

  • 試験:認定のプロセスは、全ての候補者がそのレベルで要求される基礎的なスキルを要求されるということを標準化したものです。

あなたはジャッジプログラムがレベル1になる人に対し(ルール・ポリシーの知識とイベントでの活動という両面から)何を要求しているかを知っていて、また候補者がそれを満たしているか判断することができます。 最低でも試験の10日以上前に候補者と連絡を取って準備ができているかを確認し、また足りない情報を埋める手助けをし、試験等の準備をします。 あなたはジャッジセンターで試験問題(可能であれば彼らが見たことのない問題になるよう、個別の問題であることが望ましいでしょう)を生成し、解答用紙や解答解説等とともに印刷しておかなければなりません。 通常試験はイベントの間に行われるので、試験を行う時間を十分に確保できるように留意しなければなりません。 もしまだ候補生と一緒にジャッジをした経験がないのなら、数ラウンドの間彼らの仕事を手伝い、試験後の面接でフィードバックしてあげるのがよいでしょう。 試験に合格させたかどうかに関わらず、その結果とレビューをジャッジセンターに入力する必要があります。 我々は、こうした認定プロセスを一度はより経験を積んだジャッジとともに行うことを強く勧めます。

  • レビュー:フィードバックをやりとりすることは極めて重要であり、またコミュニティ全体が成長するための基本的なツールでもあります。

良いレビューを書くためには幾らかの経験と技能が必要になるので、イベント後の習慣付けとしてレビューを書き続けましょう。 普段から同僚のジャッジのしごとぶりを観察し、よりよくできる余地のある分野を見つけ、その改善方法を提案しましょう。そしてそれらをレビューとして残し、建設的な批評とするのです。 コミュニティはあなたの成長を助けてきたはずであり、レビューはあなたの経験をコミュニティに返すことにつながります。知識を共有することはグループ全体を成長させるこの上ない方法です。

  • コミュニケーション’’’:ジャッジコミュニティに属する人は、イベントで働くことにと、イベント外で色々な話をすることの両面からコミュニティに関わり続けることを求められます。

メーリングリストやフォーラム、IRCなどで存在感を示すことで、地域のコミュニティ活動の一部を担いましょう。 議論のために面白いシチュエーションを提供したり、あなたのイベントのレポートをしたり、ポリシーの変更についての分析をしたり、そしてコメントや提案を募集したりしましょう。 GPTやPTQ、GPといった重要なイベントに参加することは地域のコミュニティとつながることになります。

プログラムへの貢献

あなたはL2になることによって、ジャッジプログラムの中で成長し、またあなたの知識や経験、情熱をジャッジプログラムを通じて他のジャッジの為に提供することへの意欲を表明しました。 ジャッジプログラムにより深く関わるためには次のようなものがあります:

  • 地域コーディネーター: ジャッジプログラムと関わる最短経路はあなたの地域コーディネーターです。

地域コーディネーターはジャッジマネージャーと地域(通例数か国・州からなります)をつなぐ経験豊富なジャッジです。 彼らは地域内のTOと連絡を取り、ジャッジカンファレンスを運営し、また大型イベントのスタッフ選びを手伝い、更に問題の解決のため責任ある人々と日々話し合っています。 地域コーディネーターに連絡を取る際は、ジャッジプログラムについて何が疑問なのか、どういう問題があるのか、何をしたいのかを伝えるようにしてください。 地域コーディネーターの連絡先はこのフォーラムを参照してください<http://apps.magicjudges.org/forum/topic/3788/>

  • フォーラム: Japanフォーラム<http://apps.magicjudges.org/forum/219/>を確認するようにしましょう。フォーラムはメールで受け取ることもできますので、「あなたはこのフォーラムの通知設定を次の様に設定しています: 」をEメールで通知されるどちらかを選び「保存」をクリックするよう設定しておきましょう。
  • プロジェクト: ジャッジプログラムは自身の成長と新たな可能性の探索を手助けします。

ジャッジは個別のトピックについて新たなことを始めたり、既にあるものをより良くしたりすることを始めます。 プロジェクトの守備範囲は、ルールやポリシーに精通した人を育てたり、認定プロセスからのフィードバックを集めたり、ジャッジの働きを表彰したり、レビューシステムを改善したり、セミナーを組織したり、動画やポッドキャストを配信したりと多岐にわたっています。 プロジェクトの窓口launcher-jmj@googlegroups.comへメールを送ってみましょう。新しいプロジェクトを提案してもいいですし、既にあるものに参加しても構いません。 どのプロジェクトもあなたが参加することで何らかの利益を得られるはずですから、プロジェクトリーダーに協力を申し出ることをためらわないでください。

  • 大型イベント:あなたが競技イベントで多くの経験を得られるように、プロイベントには更なるフロンティアがあります。

グランプリのように、プレイヤーに対して素晴らしい体験を提供できるよう高度に標準化された国際的なイベントがあります。 そうしたイベントの募集はJudge Appsに投稿されますから、注意深く読んでしっかりと応募するようにしましょう。 あなたはそうしたイベントにおいて、マジックの最高水準を味わうとともに世界中のジャッジと会う機会を得られるでしょう。 また、そこではチーム単位で働くことになりますから、きっとチームワークやチームリーダーとしてのスキルを先輩ジャッジから学ぶことができるはずです。

おわりに

レベル2合格おめでとうございます――または、レベル2に興味を持ってくれてありがとうございます。

レベル2になったあなたは、既に十分な技能とジャッジプログラムに対する興味を持っているはずです。今後技能を発揮し、また新しく獲得するための機会としてより幅広い活動の誘いを受けることでしょう。その先に何があるか、恐れる必要はありません。ただ意思を持って機会を掴むことが、あなたのレベル2としての道のりの最初の一歩になるのです。

そして、あなたはあなた自身だけでなく、周囲の人々をも進歩させられるのだということを忘れないでください。

参考資料

(訳注:以下必要と余裕に応じて訳します)

Deck Checks

Penalties

Teamwork

Team Leading

Head Judging

Investigations

Acquisition & Mentoring

Reviews

Testing

Communication

  • tba

Regional Coordinator

Judge List

Bigger Events

Projects

Acknowledgements:
This article is based on "A Guide for new area Judges", written by George Michelogiannakis. テンプレート:L2 Box